スケボー初心者必見!何から始めたら良いか&かっこいい技を簡単youtube動画解説。必要アイテムも紹介

スポーツ


スケボーは、2021年の東京オリンピックで新競技に採用されており、日本人で金メダルを獲得する選手が続出しています。

また、すぐに始められるスポーツなのもあり、その注目度の高さや手軽さから、今後、スケボーの競技人口が増えていくものと言えますね。

今回は、そんなスケートボードについて、初心者の方向けに、最初に覚えておくべき技や、揃えておくと便利な道具などを、文章と分かりやすいYouTube動画を参考にご紹介させていただきます。

スケボー初心者が覚えておくべき技についてご紹介

まず、スケートボードの初心者が、どのような過程で、技を身に付けていくのかについて、みてみましょう。

習得するまでを、事前にある程度イメージできていれば、ゴールが明確化されるので、初めてから続けやすいため、ご紹介させていただきます。

ステップ➀ 基本動作である4つの動作をまず身に付ける

まず、最初にスケートボードに乗る2時間程は、以下の動作を練習してみましょう。

・乗る

・スタンス(立ち方)

・進む

・止まる

これらの4つの動作は、スケートボードの基本動作のため、最初はこの動作を練習し、確実に身に付けましょう。

この4つの基本動作の中でも、最も大切と言えるのが、スタンス(立ち方)となっています。

このスタンスは、スケボーの利き足が、右利きなのか、左利きなのかで立ち方が以下のように変わります。

・レギュラースタンス(右利き)=左足はボード、右足は地面

・グーフィースタンス(左利き)=左足が地面、右足はボード

このようになっており、まずは自分がどちらの利き足なのか、把握しておきましょう。

どちらの利き足か分からないという方は、どちらも試してみて、自分がしっくりくる利き足を選択しましょう。

この基本動作を身に付ける過程で要注意なのが、大きなケガです。

スケートボードがあまり普及していない原因の1つに、この「ケガのしやすさ」が挙げられます。

そのため、これを防止するためにも、初ライドで走行する際には、この4つの基本動作をしっかり身に付けるまでは、プロテクターなどの保護器具は装着してから、取り組むことをオススメ致します。

ステップ➁ 進行方向に進む「プッシュ」と左右に動く「チックタック」を覚える

先述の4つの技をある程度、習得できたら、次は、進行方向に進む技を覚えてみましょう。

この進行方向に進む技は、以下のように2種類あります。

 

・「進む」の延長動作である「PUSH」を習得する

・「左右に進む」動作である「チックタック」を習得する

 

進行方向に進む技は、「PUSH(プッシュ)」と「チックタック」の2種類があります。習得する順番としては、まず、地面を蹴って、前進する動作であるプッシュを覚え、その後に、左右に動く動作である「チックタック」を習得してみましょう。

 

プッシュを練習する際は、最初、ゆっくりで良いので、確実にこの「進む」という動作を身に付け、ある程度、自分の思い通りのスピードで、走行できるようにしていきましょう。

慣れてきたら、片足で立ったままで、前に進めるくらいまでになれば上出来なレベルとなっています。

 

このプッシュを身に付けた後は、左右に進む「チックタック」という動作を、習得してみましょう。

チックタックを習得する際のポイントとしては、まず、ノーズ(スケボーの前側)を浮かせやすいスタンスをしっかり把握しておくことが重要となっています。

スケボーを浮かせられるスタンスが確認できたら、次は、片側ずつターンができるように練習してみましょう。

この際、手を開いて重心を落とし、上半身をまず軸からわざとずらして曲がりたい方向に逸らし、その後、下半身も同じ方向に逸らしてみましょう。

 

この動作ができるようになった後、前に進みながら、左右に動けるかどうか実際に練習してみましょう。

 

スケートボードを始めた初日で、この「チックタック」の練習を進められると非常に良いペースだと言えるので、1つの目安にしてみても良いでしょう。

また、チックタックは、この後、スケートボードの様々な動きに慣れるために非常に重要なステップとなっています。

そのため、マスターには数日かかりますが、1つ1つの動作を確認しながら、そして楽しみながら練習に取り組んでみましょう。

 

ステップ➂ 様々な技のつなぎ目になる「マニュアル」を覚える

ここまでの動作をある程度、習得できたら、次は「マニュアル」という動作を習得してみましょう。

「マニュアル」には、前方のノーズ側のウィールを浮かせたまま、後方のテール側のウィールだけで走行するテールマニュアルと呼び、反対に、テール側のウィールを浮かし、ノーズ側のウィールだけで走行する動作を、ノーズマニュアルと呼んでいます。

前方を浮かす、テールマニュアルの方が、取り組みやすくなっていますので、まずは、テールマニュアルの習得を目指して、取り組んでみましょう。

マニュアルは、様々な技のつなぎ目に使われることが多く、スケートボードに乗って走行するバランス力を高めるための訓練にもなります。

比較的、難易度は低めとなっていますので、ぜひ習得しておきましょう。

 

練習の順序としては、まず手すりをもって、バランス感覚を養います。

その後、テールを一気に踏んで、デッキを起こす練習をしてみましょう。

この動作の練習で、ノーズを起こす感覚を養うことができます。

これらの動作を問題なくできるようになった後に、実際にプッシュして走行しながら、このマニュアルの動作を試してみましょう。

テールマニュアルに慣れてきたら、ノーズマニュアルに挑戦してみても良いでしょう。

 

ステップ➃ スライド系の基礎となる「フロントサイドパワースライド」を覚える

フロントサイドパワースライドは、スケートボードを横に90℃傾け、身体を正面に向けながら、ウィールでスライドし、減速するトリックです。

これは、プッシュやチックタックに慣れた後、安定して速度を出せるようになるためのトリックであり、主にスピード調節に使います。

一方で、他のカーブトリックの動作の基礎となる重要なトリックという位置づけにもなっています。

そのため、スケートボードでいろいろなトリックを身に付けたいと思っている方は、今後を見据えて、身に付けておいた方がいいでしょう。

動作の流れとしては、重心をデッキの中心に置き、前足に力を入れて軸にし、後ろ足を進行方向側に押し出し、デッキを進行方向に対して垂直に傾けます。

その後、減速するわけですが、バランス感覚が悪いと、垂直に傾ける際に、重心が後ろに行き過ぎてしまい、しりもちをついて転倒してしまったり、逆に、重心が前に行き過ぎてしまい、投げ出されてしまったりといった具合に、初心者にとっては、難しいトリックとなっています。

このため、転倒しても大丈夫なように、最初の頃は、プロテクターを装着して、滑らかな平地で練習するようにしましょう。

ステップ➄ 最もシンプルな回し系トリック「ショービット」を覚える

ショービッドは、走行中にデッキを横方向に180℃回す最もシンプルな回し系トリックです。

傍からみると、スケートボードを走行中に、自分がジャンプをすることで、回しているので、初心者がみると、「スゴイ技」のように見えるトリックとなっています。

さらに、デッキを高く跳ね上げるスタイルのものを、ポップショービッドと呼んでおり、本格トリックの最初に挑戦する技としては、最適となっています。

このため、一般的には、後述する「オーリー」の習得の前段階に、このトリックの習得を目指す順序が最適とされています。

動作のポイントとしては、安定した軸の感覚を養っていることです。

これは、このトリックが、走行中に溜めを作って、ジャンプして、180℃デッキを半回転させて、キレイに着地する技となっているので、軸がしっかりしていないと、どこかの動作でバランスを崩してしまうからです。

このため、中々上手くできない場合は、軸の感覚を再度養うために、「チックタック」の練習を、もう一度してみてもよいでしょう。

ステップ➅ 初心者の最初の登竜門である「オーリー」を覚える

オーリーは、板を弾かせて、飛ぶトリックのことで、奥が深く難しい技とされています。

このため、スケボー初心者の登竜門とされているトリックです。

スケボーを始めて、この「オーリー」の習得までできれば、スケボーの経験者と言えますので、スケボー初心者を卒業したいと思っている方は、このトリックの習得を目指しましょう。

オーリーの練習の順序は、まず、テール部分をしっかり弾く練習となります。

ちゃんとテールを真下に蹴り、しっかり手に返ってくるように力加減を調整できるようにしましょう。

その次に、実際にボードに乗り、動いた状態で、テールを真下に蹴ってみましょう。

止まっている状態よりも、動いた状態の方が、効果的な練習になります。

最後に、少し慣れてきたら、ジャンプした後、すぐにボードを平行にし、安定したバランスを取り戻すために、すり足を練習してみましょう。

これは、前足を寝かせるイメージで、動作としては、すり上げるようになります。

 

実際の動作のタイミングは、テールを弾くのと、ほぼ同じタイミングで、すり上げるイメージとなっているため、このタイミングが難しく、早すぎると着地が早くなってしまい、ジャンプが小さくなってしまいます。

逆に、すり上げるタイミングが遅いと、そのまま上方向のみのジャンプで着地することになってしまうので、バランスを崩して転倒してしまいます。

この難しさが、オーリーが初心者の登竜門とされる所以であると言えるので、ある程度、習得までには時間がかかるトリックとなっています。

オーリーの練習をスタートさせてから、低い物を跳べるようになるまでに、約1ヶ月かかります。

そのため、何度も試しながら、ベストなタイミングを探りながら、楽しみながら練習してみましょう。

 

 

スケートボード種類について

初心者にとって、どんなスケートボードがあるのかは、気になるところです。そのため、どんな種類のスケートボードがあるのか、みてみましょう。

 

スケートボードには、主に以下の種類があります。

・ストリートスケートボード

ストリートスケートボードは、最もポピュラーとされているボードで、木の端が適度に低く、両端が軽く反り返っているのは特徴的です。

そのため、代表的な3種類のボードの中では、最もスタンダードで初心者には最適なスケートボードです。

初心者の方にオススメなことはもちろんのこと、ジャンプや回し技などのトリックに、いろいろ挑戦してみたい方にもオススメです。

・ロングスケートボード

ロングスケートボードは、板が大きく安定しているのが特徴的となっています。

但し、大きい分、小回りが利きづらくなっています。

そのため、跳んだり、回ったりするトリックを使いたい方には、向いていないスケートボードです。

一方、下り坂を走行する際は、非常に安定して走行できるので、ダウンヒルには最適なボードです。

このため、サーフィンやスノーボードの練習用に使用されているボードでもあります。

スケートボードではなく、これらのスポーツを元々していた方にとっては、まずロングスケートボードから、スケートボードに取り組んでみると、取り組みやすいと言えますね。

・クルーザー(ペニー)

クルーザーは、板の部分がプラスチックでできているボードです。

そのため、コンパクトで持ち運びがしやすいのが人気となっています。

また、ウィール(タイヤ)が大きく安定することから、加速しやすく、スピードが出しやすいのも特徴的となっています。

初心者にとっては、スピードが出る分、小回りが効きづらいため、扱いにくいかもしれませんが、ある程度経験を積めば、乗りやすく感じるボードとなっています。

また、持ち運びしやすい点から、普通の移動手段としても用いられることのあるボードでもあります。

これは、クルーザーを一回り小さくしたものもあるように、女性にとって、簡単に持ち運べるモデルも販売されています。

日常にスケートボードでの移動を考えている人にとっては、オススメのボードとなっています。

スケートボードを始める際に最低限抑えておきたい情報とは?

スケートボードの種類の次に、最低限知っておいた方が良い情報についてみてみましょう。

・スケートボードを選ぶ際は、コンプリートデッキを選ぶ

スケートボードを選ぶ際は、あらかじめ組み立てられているコンプリートデッキを選ぶことをオススメ致します。

これは、スターターキットと同じなので、パーツを選ぶ手間の少なさと安さが、初心者にとっては、魅力的だからです。

このため、最初はコンプリートデッキを選び、ある程度、乗り慣れてきたら、パーツをカスタイマイズしてみてもよいでしょう。

主なパーツとしては、スケートボードの板の部分であるデッキ、デッキの材質(ウッド、バンプー、カーボンなど)、キック(ノーズとテールの両端にある反り返りのこと)、ベアリング、ウィールなど、自分の得意なトリックによって、カスタマイズするパーツも、各人で違いがあります。

そのため、将来的にはカスタマイズする方向で、最初はコンプリートデッキを選択するようにしましょう。

・初心者は、プロテクターとヘルメットは装着

これまでみてきましたように、初心者が習得しておきたトリックの中には、転倒する危険性が高い技もたくさんあります。

そのため、スケートボードを始めてまだ間もない場合は、ケガ防止に備えて、プロテクターとヘルメットはなるべく装着して、練習するようにしましょう。

・メンテナンスは、ビスやボルトの留め具の緩みは最低限チェック

これは、緩みを放置すると、走行中にパーツが外れてしまうことを避けるために、最低限必要なメンテナンスとなっています。

より効果的なメンテナンスとしては、すり減る部分が偏らないように、ウィールを前後左右で付け替えたり、保管方法を湿度が安定した室内にして、デッキのかさばりを防いだりなど、いろいろとあります。

まずは、留め具の緩みのチェックは最低限、練習後に行っておくことをオススメ致します。

・スケボー仲間はTwitterで募集している

実際に練習を通して、トリックができるようになると、1人ではなく、チームに加入して、みんなで練習し合う方が、より楽しいし、習得も早まると言えますね。

Twitterでは、スケボー仲間を募集している初心者が多数あります。

そのため、ある程度、スケートボードのトリックを覚えてきたら、自分が興味を持った人と繋がって一緒に練習に参加して、みんなと楽しく上達してみても良いかもしれません。

まとめ

スケートボードは、東京オリンピックの影響で身近なスポーツと認知され、手軽に始められる競技として、今、最も注目度が高くなっています。

そのため、この機会に、これに取り組んでみることをオススメ致します。

スケートボードを通して、一緒になってみんなと楽しめると、よりスケートボードにはまっていくのではないでしょうか。

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