ドコモに続いて、ソフトバンクとKDDIも「解約金」の撤廃を発表しました


【ついに携帯大手3社が「解約金」の撤廃を発表】
利用中の携帯電話を契約期間途中で解約する際に発生する「解約金」の撤廃をソフトバンクが来年2月、KDDIは本年度内を目処として撤廃する方針であることを発表しました。

この記事では以下について書いています。

・ついに携帯大手3社が「解約金」廃止
・どうして廃止に?
・廃止されることのメリット
・まとめ

それでは見ていきましょう!

ついに携帯大手3社が「解約金」廃止

今月他社よりもいち早く、「解約金」の廃止を発表していたドコモに追随する形で、ソフトバンク、KDDIがそれぞれ廃止の方針を発表しました。
日本では長い間、ほぼ独占的な携帯大手3社による顧客の囲い込みが行われており、その割高な「解約金」の存在が、他社へ移行する上での障害となっていました。

どうして廃止に?

前、菅政権の目玉政策の一つでもあった、世界的に見ても割高な携帯料金の引き下げを求める施策の一貫として、総務省などから携帯大手3社への指導が入ったことが背景にあると言われています。コロナ生活で国民の生活が全体的に困窮している中での、携帯料金引き下げは国民の生活を少しでも和らげることになる効果への期待もあると思います。

廃止されることのメリット

では、この携帯大手3社の「解約金」廃止は具体的に我々消費者にとって、どんな恩恵、金銭的なメリットがあるのでしょうか?過去のデータも踏まえながら、見ていきます。

ドコモでは、2019年9月30日までの料金プランは、2年契約で1万450円、1年契約で3300円、2019年10月1日以降の料金プランでは2年契約で1100円の解約金を設定していました。2021年10月1日以降、これらの解約金は全廃されています。

ソフトバンクは、2019年9月まで提供していた2年契約の旧プラン利用者に課していた解約金の廃止を発表しました。これまでは2年に1度の契約更新時以外での解約には、1万450円の支払いが発生していましたが、その後に始めた新プランでは解約金をなくしていました。

KDDIも同様に旧プランの解約金を本年度末までに廃止する方針を決め、新プランの利用者に適用される1100円の解約金も撤廃することを発表しています。

これまで、「解約金」の存在によって、中々他社契約への乗り換えが出来なかった不便さが、今後はかなり解消されることが期待できそうです。

まとめ

今回は携帯大手3社の「解約金」撤廃の発表についてまとめました。

長い間、大手携帯キャリアの契約期間、年数縛りに悩んでいたユーザーの方々も多かったのではないでしょうか?

今後は、他社キャリアに乗り換えたいと思ったら、スムーズに乗り換えることができ、契約変更時にも追加の費用がかからない形での新規の契約が出来る様になりますね!

長引くコロナ生活で、少しでも生活の負担が下がることはとても喜ばしい事なので、今後の展開にも期待していきましょう!

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