エアガールは実話でモデルは誰?航空会社はJALで原作はある?

2021ドラマ


今回はと題してお届けしていきます。

2021年3月20日(土)放送のテレビ朝日のスペシャルドラマ「エアガール」!

主人公に広瀬すずさん、そして坂口健太郎さんなど豪華キャストが集結し、空を自由に飛べなかった戦後の日本と、空を取り戻そうと挑戦した初のCA(キャビンアテンダント)女性の姿を描く超大型お仕事ドラマ!

そんなエアガールは原作があり、航空会社は日本航空のJALであることがわかりました。

実際に昭和の女性たちみんなが憧れたCAという職業。

広瀬すずさんが演じる主人公には、誰かモデルが実在するのか気になりますね。

そこで今回はエアガールのモデルとなった人物や、実話から作られたエアガールの原作について調査していきます!

エアガールは実話でモデルは誰?

戦後に登場した憧れの職業エアガール 。

現在では性差別がないように「キャビンアテンダント」と呼ばれるようになりましたが、当時は多くの女性が夢みていた仕事でした。

そんな初のエアガールとなった女性達は、どんな条件でエアガールになれたのでしょうか。

またドラマにはモデルが存在しているのでしょうか。

そんなエアガールの真相を調査していきました。

昭和初のエアガールのモデルは?

日本航空一期生たちのエピソードを描くエアガールの主人公『佐野小鞠』モデルとなったのは、当時の一期生として活躍していた小野悠子さん(旧姓:竹田)です。

ドラマに登場するエアガールたちは、一期生たちのことを指し、実際に実在する人物の事を描いているということがわかります。

そんな小野悠子さんは、父親が貿易関係の仕事をしていたため、幼いころから海外に興味を持っていました。

空を飛びたいと強く願った女性

小野悠子さんは女学校に進学し、懸命に勉強し続けた後に、英会話スクールで英語力を身に着けていきました。

語学力を活かし通訳者になった時、ある広告を目にするのです。

それは日本航空のエアガールの募集広告でした。

”空を飛びたい!”と強く願った悠子さんは、すぐさま応募し無事に合格。

このように願ったのは父親の影響もあったのかもしれませんね。

この時募集広告の掲載はわずか10日間だったのですが、日本航空には1300通の応募があり、その中には一家を支えるために応募した女性も多くいました。

エアガールの給料は当時の男性の月給と同じくらいだったそうです。

女性でここまで給料が良い職業は、他になかったのでしょう。

エアガールになるには厳しい条件も

エアガールに応募するには、厳しい審査や条件がありました。

まさに才色兼備である女性のみの採用だったと考えられます。

エアガールに採用されるには以下の厳しい条件がありました。

  • 年齢・20〜30歳
  • 身長158cm以上
  • 体重45kg〜52.5kg
  • 容姿端麗
  • 英会話可能
  • 東京在住

この条件に合格できた小野悠子さんは、頭もよく見た目もとても美しかったということが想像できますよね。

日本全国で華やかな職業だと注目を浴びたエアガールの採用試験に、多くのマスコミも駆け付けたようです。

エアガール航空会社はJALで原作はある?

エアガールのモデルとなったのはJAL(ジャパン・エアライン)として有名な日本航空です。

そんなドラマ・エアガールの原作について調査していきます。

日空設立を描くエアガールの原作

ドラマ・エアガールの原作となったのは中丸美繪著の『日本航空一期生』です。

1955年生まれの中丸美繪さん自身も、過去にエアガールとして日本航空(JAL)に勤務していました。

中丸美繪さんが勤務していた頃は、日本航空一期生が先輩として一緒に働いていたと思われます。

書籍には働いている者にしかわからないエアガール厳しさや実態、そしてGHQに一切空を飛ぶことを許されなかった戦争後の昭和の時代で、日本の空を取り戻そうと戦う航空業界の人々を丁寧に描かれています。

自由に空を飛びたいという願い

第2次世界大戦で敗北し占領下の国であった日本は、多くの人が海外の航空会社に支配されても仕方がないという考えでした。

その中で自由に空が飛べるように戦おうと考えたのは松尾建設の松尾幹夫前社長の伯父・松尾哲吾さんです。

戦後に民間航空に長く携わってきた松尾さんは、日本人の手で日本の空を取り戻すために、GHQと粘り強く交渉し続けました。

その結果1950年に運航禁止が解除され、翌年の1951年には日本航空創立準備事務所と日本航空を設立に成功したのです。

もし松尾さんが交渉をしてくれなかったら、今のように自由に世界を飛び回ることができなかったかもしれません。

日本航空が設立されるまでの軌跡を綴った作品『日本航空一期生』は、エアガールのことだけではなく、日本における航空業界の歴史にも触れられる作品であることがわかります。

ドラマでは「松木静男」として、俳優の吉岡秀隆さんが日本の航空業界の歴史を変えた松尾さんを演じます。

エアガールと原作の違いはある?

ドラマのエアガールと原作の『日本航空一期生』はどんな部分が違ってくるのか気になりますよね。

まずはドラマ・エアガールのあらすじをみていきましょう。

ドラマ エアガールあらすじ

ドラマ・エアガールは原作で描かれたGHQによって航空関係を禁止された日本の時代を忠実に再現しながらも、エアガールとして仕事に奮闘する女性の姿と、パイロットの青年との恋も描く作品になっています。

【エアガールあらすじ】

舞台は第二次世界大戦で敗戦国となった日本。

GHQにより航空関係の活動を一切禁止され、外国の航空会社の支配により日本は自由に空を飛ぶことができなかった時代です。

仕方がないと諦めていた日本人がほとんどの中、日本の空を取り戻そうと奮闘した人々がいました。

そして日本初のエアガールを目指した女性達も同じ気持ちだったのです。

ヒロインの佐野小鞠(広瀬すず)は「空を飛んでみたい!」という一心でエアガールに応募し合格します。

今まで経験したことない航空業界で、懸命に仕事に励んでいきますが、その道のりは険しいものでした。

そんな中同じくパイロットを志望する青年との、恋の予感も…。

エアガールは原作を忠実に再現!

ドラマとして放送されるエアガールは、原作『日本航空一期生』を忠実に再現していきます。

当時、日本の女性にとってエアガールはまさに憧れの仕事で、最先端のお仕事でした。

ドラマの内容としては華やかな表舞台からは見えない、エアガールの真実の物語が描かれていくのではないでしょうか。

またヒロインと青年の恋模様を描いていくことで、よりドラマティックに仕上っていそうですね。

日本航空が設立されるまでの日本と海外の壁や、人間模様もリアルに描きながらも、航空業界の背景がわかるドラマとなっていきそうです。

当時エアガールに渡された、シルバーカラーのツーピースの制服に、おしゃれなハット、そんな昭和時代を感じさせるスタイリングにも注目したいですね。

まとめ

と題してお届けしていきました。

エアガールは実在している人物でモデルは「小野悠子さん」であることがわかりましたね。

そして空港会社はJALで、原作は中丸美繪著の『日本航空一期生』です。

ドラマでは表側からは見えない、エアガールの実態や、航空事業の歴史に触れられるのではないでしょうか。

昭和の戦後でどんな時代を日本人は駆け抜けてきたのか、今一度偉業を成し遂げてきた人たちについて知ることができそうですね。

 

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