五月人形の兜出しっぱなしは問題ある?いつまでに飾るのがベスト?

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今回はと題してお届けしていきます。

端午の節句を祝う行事で飾られる五月人形の兜(かぶと)は、いつからいつまで飾るのがベストなのか疑問に思ったことありませんか?

ある家庭では一年中飾ってあるところもありますが、五月人形の兜は出しっぱなしでも問題あるのでしょうか。

そこで五月人形の兜について、いつまで飾ればいいのか詳しい飾り方と、五月人形の兜を飾る行事について見ていきましょう。

五月人形の兜出しっぱなしは問題ある?

男の子が誕生して初めての端午の節句で五月人形を買ったのはいいものの、出すのにも片づけるにも億劫になってしまいがちの五月人形。

そんな五月人形の兜をついつい出しっぱなしにしてしまうこともあるかと思います。

近頃の五月人形は出し入れがしやすいように、コンパクト化されてきましたが、飾るのにタブーとされていることはあるのでしょうか。

五月人形の兜は出しっぱなしでも大丈夫?

五月人形の兜は、端午の節句で飾られるもので”季節の飾り”とされています。

ですので出しっぱなしは良くありません。

端午の節句で五月人形の鎧や兜には、子供が事故や災難に遭わないようにという願いが込められています。

ですので五月人形は子供に近づく厄を払い、お守り役としても子供を厄から守っていきます。

ならば1年中出しっぱなしであれば一年中守ってくれるのでは?と思うかもしれません。

ですが五月人形の兜には厄の身代わりになるため、出しっぱなしにしておくと。厄がそのまま外に置いてあると同じ事になります。

飾り終えるべき時期に入ったら、大事にしまっておきましょう。

五月人形の兜の一夜飾りはよくない?

五月人形の兜は一夜飾りは、縁起がよくないとされています。

せっかく神様が誕生した男の子を見に来たのに、一夜限りで飾りをしまうのは神様に失礼だと言われています。

一夜限りではなく、最低でも1~2週間飾るようにしましょう。

五月人形の兜をしまう時の注意点

出しっぱなしではよくないと分かった皆さんに五月人形の兜をしまう時の注意点をお伝えしていきます。

五月人形の兜をしまう時は、天候のいい日を選ぶと良いでしょう。

雨の日や湿気の多い日にしまうと、カビなどの原因になってしまうのでカラっと晴れた日に大事にしまっておくことがポイントです。

五月人形の兜はいつまでに飾るのがベスト?

五月人形の兜はいつからいつまで飾るのがベストなのでしょうか。

五月人形の兜の飾る意味なども含め紹介していきます。

五月人形の兜はいつからいつまで飾る?

五月人形の兜が飾られる期間は春分の日から5月下旬がベストとなっています。

遅くても4月中旬ごろまでには飾っておくことが良いとされています。

また、吉日に飾る家庭もあるので、各家庭で吉日となる日を選んで飾っても良いでしょう。

飾る期間は地域によって違ってきますが、旧暦の6月から7月上旬まで飾る場所もあります。

このように飾る期間は家庭や地域によってそれぞれなので、一夜飾りや、出しっぱなしでない限り、各家庭に良いタイミングで飾るといいでしょう。

五月人形の兜はいつまでに買う?

豊富なデザインが揃う五月人形の兜は、多くの店でひな祭りが終わる3月3日から販売が開始されますので、気に入ったデザインを購入するためにも早めの購入がおすすめです。

季節を楽しむ行事なので、この期間内は大いに五月人形で端午の節句を祝いましょう。

五月人形は代々受け継いでもいい?

五月人形は本来1人につき1体が良いとされています。

子供一人一人の成長やお守りとしてある五月人形の兜は、子供につく厄の身代わりになったり願いが込められている人形なので、その都度新しいものを用意してあげましょう。

あまり大きい五月人形の兜だとスペースをとってしまって買えないという時は、武士人形を用意するのもおすすめです。

五月人形の兜は何歳まで飾るの?

五月人形の兜は何歳まで飾るべきかという決まりはありません。

各家庭で節目となる時に飾り終える場合もありますし、成長や成人をするまで飾る家庭もあります。

ですので各家庭でいいタイミングまで、飾り続けるのもいいかと思います。

役目を終えた五月人形の兜は、子供を守ってくれた魂の宿った人形なのでしっかり供養し、感謝を伝えるといいでしょう。

五月人形の兜を飾る意味とは?

五月人形の兜はなぜ飾るのかその意味を知ると、もっと行事を楽しむことが出来ると思います。

五月人形の兜は、節句”季節の変わり目”に飾る季節の飾りです。

ちなみに端午は旧暦の5月(現在でいうと6月)最初の午(うま)の日という意味です。

鎧や兜を家の中に飾るようになったのは鎌倉~室町時代の時です。

この時は梅雨時期になる前に、武具の手入れのために飾っていました。

そしてこの風習は広まり、身を守ってくれる武具である甲冑や、鎧、兜は自分の子供を守ってくれるようにという願いが込められ、端午の節句に飾られるようになりました。

季節の変わり目は邪気が入りやすいとされているので、五月人形の兜は厄除けとして子供を守ってくれるとされています。

まとめ

と題してお届けしていきました。

五月人形の兜は出しっぱなし、そして一夜飾りはNGとされています。

飾る期間は最低でも1週間から2週間飾りましょう。

種類やデザインが豊富にある五月人形なので、初の男の子誕生で五月人形を選ぶ際には早めにお店にいくことがおすすめです。

飾る期間は春分の日から5月下旬や、6月上旬までで、長い所で7月上旬まで飾る家庭もあります。

自身のタイミングに合った飾り方で、男の子の行事をお祝いしていきましょう。

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